Ciao!! リモネン料理長です!!
今回はヴァッレ・ダオスタの食文化についてご紹介します。
特徴
ヴァッレ・ダオスタ州の大きな特徴といえばフランス料理の影響を受けていて、オリーブオイルではなくバターやラードなどの動物性の油脂が使われるという点です。パスタを食べる文化はほとんど無いので、スープやポレンタ が食されています。
オリーブオイルも使わずパスタも食べないなんて、僕たちが想像するイタリア料理とは違うね!!
地域によって風土や伝統文化が影響されて、全く異なるのがイタリアの料理の奥深いところなんだ。
ところで君は誰?
ヴァッレ・ダオスタは山に囲まれているため、魚を使った料理は目にせず、鹿や野ウサギなどのジビエを食します。また冬の寒さを凌ぐために保存が効くハムやサラミなどの加工品が多く生産されています。
主な特産品
①フォンティーナチーズ
北イタリアを代表するセミハードタイプのチーズ。アオスタ渓谷で造られ、ナッツのようなコクと蜂蜜のような甘味が特徴でクセは比較的少ない。
イタリア産フォンティーナDOP約200g ナッティではちみつのような甘みのある、溶かしてもおいしいチーズです。 Fontina DOP父の日 敬老の日価格:1608円 (2024/1/30 22:40時点) 感想(0件) |
②モチェッタ
塩とワインと香草やスパイスで風味づけし、乾燥させた生ハム。保存が効き、主に牛肉や鹿肉が使われる。伝統的なものはカモシカの肉が使われていて高級品とされる。
カモシカの肉!? 想像できないなあ・・・
鹿じゃなくて、牛肉に近い味なんだって!
代表的な料理
①カルボナーデ
「カルボナーデ」は方言で、一般的には「カルボナータ」という。鹿肉や牛肉を赤ワインまたは白ワインで煮込んだもの。レストランではポレンタ を添えて提供されることが多い。
②フォンデュータ
イタリア版チーズフォンデュ。特徴としては一般的にエメンタールチーズとグリュイエールチーズが使われるのに対し、ヴァッレダオスタの名物でもあるフォンティーナチーズが使われる。作り方も異なっておりチーズを牛乳で溶かし、最後に卵黄を加えて仕上げる。
ニョッキ のソースなんかにも使われるよ!!
ヴァッレ・ダオスタ編はここで終了!!
次回はイタリア半島の南端にあるカラブリア州を紹介するよ!!
Ci vediamo!!